「良いボイストレーナーとは?」話す方

皆様、こんばんは。

今回は「良いボイストレーナーとは?」がテーマですが、ボイストレーナーって何をする人か知らない方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明をさせて頂きます。

一言でいうと「発声」のトレーニングですが、大きく2つに分けると「話す声」と「歌う声」の発声の方法があるということです。

前の「話す声」の方は日常会話、会議やセミナーなど一般的な発声法から、アナウンサーや声優や舞台俳優、女優など専門職として高度な技術、表現力を求められるものまで幅広くあります。

後の「歌う声」の方は普段の話す声ではあり得ないくらい高い声、低い声、大きな声を当たり前に要求されるので、それらを可能にし身体に無理の来ない独特ともいえる発声法がありますが、声帯を振動ささせる原理は同じです。^-^

今回は「話す声」の方の良いボイストレーナーとは?の説明とさせて頂きます。

話す方というと世間には「話し方教室」というところがあります。

まず「話し方教室」と「ボイストレーニング」とはどう違うかと簡単にいいますと、

「話し方教室」正しい語学を学ぶところ。

「ボイストレーニング」正しい発声を学ぶところ。

両方学べれば最高ですね!

ちなみにアナウンサーやナレーターなどのプロの方々は基本的な発声は大雑把には出来ている方は多いですが、礎となる本物の発声、更に高度なレベルでの表現など求めて来られています。^-^

おっと、つい自慢に走りたくなりますが、

本題です、良い教師とは、「お手本が示せる!」です。

これは間違いないことです。

なぜなら、音、声の世界では理屈だけでは判断出来ません。

理由は人間は実際の音や声は耳からでないと判断出来ないからです。

例えば、授業で使っているテキストのお手本や受講生、生徒の質問に実際の声、話し方でお手本が示せているかどうかです。

又いくらお手本を示さない教師でもレッスン中、喋ることは余儀なくされるので、どんな声でどんな話し方か冷静に分析してみましょう。

うちは各声優学校始め、声関係の学校に通っている受講生も多いのですが、自分自身の学生時代の経験と彼女たちの話から、一見スパルタ教師風ですぐに怒り、実はわざと生徒から質問しづらい雰囲気をかもし出している、はったり教師はどこの世界にも結構いるようです。

スパルタ教師とはったり教師の違いはお手本を示してくれるか否かでも判断基準になると思います。

「先生、どうかお手本をお願いします!」と堂々とお願いしてみましょう。w

しかし実力あって優しい先生が何よりなんでしょうね。^-^

それでは失礼いたします。                         福井