在宅トレーニング4、寝ころんで姿勢法

姿勢は歌や話し方など発声だけではなく健康面にもまともに影響しますが
本日は寝ているだけの素晴らしいテクニックをご紹介します。

私は今まで様々なタイプ(流派?)の姿勢法、脱力法等を学びました。
アメリカノースウェスタン大学に在学中に、恩師の一人のジョンへネス先生から学んだテクニックがあります。

欧米では大学の授業にあるくらいメジャーな分野で現在日本でも結構知られているテクニックですが
その一部をご紹介させて頂きます。

今までの「顎を引く」や「肩の力を抜く」などは慣れるまでは普段の意識が必要ですが
それをサポートしてくれるものです。

簡単に言えば下の写真の女性のようにあお向けに寝転がるだけです。

寝転がる場所の硬さは大体畳位がよろしいかと思います。

ベッドや布団の上などは身体が沈んでしまうので効果がありません。

床がフローリングなど硬い場所では体が痛くならないように、ヨガマットや薄い敷物をするなど工夫されてください。

枕が要りますが、やはり頭も沈んでは効果がないので、本や百科事典など硬い物です。

雑誌など重ねても結構です。

高さは5㎝~8㎝くらいですが、大体で結構です。

それでは準備が整ったら気楽に寝転がりましょう

手はお腹の上あたりに置きます

膝は曲げます

(足を伸ばしたままでは腰に負担が掛かりやすいからです。)

時間は大体30分以内ですが、5分でも効果があります。
私自身は15分程度です。

これは自分の体重の力を利用して体を真っ直ぐにしていくというものです。

術後、起き上がった時、顎が引きやすく背筋も伸ばしやすいはずです。

実際のレッスンでは、この状態で他色々やるわけですが、これだけで十分効果があります。

私も毎日やっています。^-^

只、この時期そのまま眠ってしまい、風邪をひくと大変ですので温かい恰好でお願いいたします。
毛布など掛けても構いません。

本日も読んでいただきありがとうございました。

皆で健康になって乗り切りましょう!